ザイラーピアノデュオ
アーカイブ (1972-2017)

ザイラーピアノデュオは、日本各地はもとより世界各地にて、4手のための連弾アンサンブルとして、演奏会、オーケストラ協演、国際音楽祭、放送、CD録音等、その活躍(批評)はめざましい。

ロンドン、ウィグモアホールでのメシアンの「アーメンの幻影」全曲演奏会/ニューヨーク、カーネギーリサイタルホールでのバッハの「フーガの技法」全曲演奏会/ブラームス自身による四手用編曲「弦楽四重奏曲」全曲演奏会/ザルツブルク、一週間連続のモーツァルトハウスでの連弾曲連続演奏会など国際ピアノデュオとしての活躍はめざましく、英国、ドイツ、スイス、オーストリア、ポルトガル、セイロン、香港、タイ、フィリピン、ロシア、アメリカなど、各国各地主要都市にて演奏会に出演し、ニューヨークタイムス他、各紙で絶賛、好評を得ている。

ドイツ・ミュンヘンでは、香気に満ちたピアノの音色と魅力的な精密さに輝き、音楽があふれ出てロマンチシズムの極限と評されている。ニューヨークでは、今月の話題の演奏会として、ニューヨークタイムズが取り上げ、チケット前売りは売切れとなり、ニューヨークタイムズには絶賛されている。

世界各地で未出版や廃版になったピアノデュオ曲の発掘にも精力的に取り組み、ワシントン国会図書館やベルリン国立図書館など世界中の図書館やコレクターを訪れ、ピアノデュオとしてのレパートリーの広さは世界的。

日本国内においては、主要都市のみならず地方都市においても精力的に演奏会に出演。全国津々浦々に、クラシックの生のコンサートをより身近なものにと、文化ホールはもとより、ホールのない町村において神社仏閣や、廃校などでコンサートを行い、大きな反響を呼んでいる(そしてこれらの活動に対し自治功労賞も受賞している)。

平成元年に福井県から京都府胡麻の里に古寺を移築再建した「かやぶき音楽堂」にて、初夏と秋のシーズンにかやぶきコンサートを定期的に行い、全国各地はもとより海外からも聴衆が訪れている。自然をこよなく愛し、胡麻の里で稲作りもする夫妻のライフスタイルは、多くの人々の共感を得ている。

ザイラーピアノデュオ
ザイラーピアノデュオ
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