ザイラーかやぶき音楽堂 迦陵頻窟 KALAVINKUTSU
1784年(天明4年)建立された福井県大飯郡の禅寺「善応寺」の旧本堂を譲り受けて移築再建、かやぶき音楽堂として生まれ、天龍寺の平田精耕老師によって「迦陵頻窟(からびんくつ)」と命名されました。
迦陵頻窟とは「迦陵頻伽(かりょうびんが)という鳥のいる部屋」という意味です。仏教で極楽浄土にいると言われるその鳥は、美女の顔を持ち、常ならぬ美しい声を出すことから仏様のお声にたとえられているということです。
2006年に、文化庁により国の登録有形文化財に指定され、貴重な国民的財産として認められました。