2006年 第5回 かやぶき音楽堂 デュオコンクール
ピアノデュオの祭典 -美しい胡麻の里にて-
開催要項
主催
かやぶき音楽堂デュオコンクール実行委員会
後援
文化庁/京都府/京都府教育委員会/南丹市/南丹市教育委員会/オーストリア大使館/財団法人日本ナショナルトラスト/財団法人日本ピアノ教育連盟/朝日新聞社/NHK京都放送局/かやぶき音楽堂
協賛
関西電力株式会社京都支店/ローム株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/オーストリア造幣局/スタインウェイジャパン株式会社/株式会社進々堂/スワロフスキー・ジャパン株式会社/株式会社ロマンス小杉/有限会社古都デザイン/平岡旗製造株式会社/財団法人京都オムロン地域協力基金/株式会社聖護院八ツ橋総本店 他
協力
株式会社河合楽器製作所
かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクール実行委員会
委員長 岡本道雄 (財団法人日独文化研究所理事長・所長、財団法人国際高等研究所特別顧問、財団法人京都市音楽芸術文化振興財団顧問・元京都大学総長)
(以下50音順)
委員 池田美子 (オーストリア造幣局駐日事務所代表)
委員 エルンスト・ザイラー(ピアニスト)
委員 木下博夫 (公益財団法人国立京都国際会館館長)
委員 中田幸子 (ナカダ音楽事務所・音楽出版ハピーエコー代表者)
委員 永田 穂 (株式会社永田音響設計取締役特別顧問)
委員 西村 陽 (関西学院大学経済学部非常勤講師)
委員 森田和子 (株式会社益田代表取締役社長)
委員 森田陸司 (国立大学法人滋賀医科大学理事・付属病院長)
委員 山岡通太郎(財団法人日本ナショナルトラスト理事長)
委員 芳澤勝弘 (花園大学国際禅学研究科教授)
かやぶき音楽堂デュオコンクール運営委員会
委員長 和子ザイラー(ピアニスト)
委員 草田みち子、塩内公博、森井早知子、松田照美 他
趣旨
日本に西洋音楽が紹介されて以来、日本人にとって、それも驚くほど多数の日本人にとってピアノを学び練習することは、楽しみであると同時に「しなければならない」ことであったと言えましょう。確かに鍵盤は、音楽や和声を学ぶ上で基礎となる道具です。しかしながら、日本の教育では、ソロによる練習や演奏ばかりが強調され、しばしば音楽する楽しみ、特にパートナーや友人とともに音楽を作り上げる楽しみを損なう結果になっています。
そこで1998年に、京都府南丹市(旧船井郡)日吉町にあるかやぶき音楽堂において、第1回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールを開催しました。このコンクールは日吉町や多くの企業、そして多くの方々に寛大なご支援をいただき、日本の音楽界にたいへん快く受け入れられ、コンクールの目的は私たちの予想をはるかに越えて達成されました。その後2年ごとに開催し、広く参加者を募って成功裏に終えることができました。
デュオの楽曲は、初歩段階の演奏技術でも取組み可能な易しいものから、熟練した音楽家が演奏する技術的に難度の高いものまで、幅広く存在しています。まさにこのことにより、西洋音楽がこれほど幅広く普及し高い評価を得ることになっていると申せましょう。
このデュオコンクールが、室内楽への理解を深め、二人で共に音楽を作り上げる喜びを味わって頂くきっかけとなれば嬉しく思います。
2008年 第6回かやぶき音楽堂デュオコンクール 企画提案者 エルンスト&和子 ザイラー 実行委員会及び事務局一同
実施部門
A部門:1台のピアノによる4手連弾デュオ部門
B部門:2台のピアノデュオ部門
参加資格
14歳以上(1992年4月1日までに生まれた方)。年齢上限なし。国籍不問。
※当コンクールで優勝経験のある人は参加できません。
開催期日・方法
ココンクールは三次の選考を行い、第一次予選は非公開、第二次予選・本選は公開で行います。演奏中は最高の静寂が求められます。第二次予選・本選では、演奏は曲の途中でカットされることもあります。拍手は行いませんので御理解をお願いします。
また、2002年以降に、デュオのうちのお1人がWFIMC加入の国際コンクール、又はNHK毎日音楽コンクールで、本選(ファイナル)に参加された方は、第一次予選(テープ審査)は免除されますので、お申込の際にお申し出下さい。
第一次予選(テープ審査・非公開)
7月22日(土)~25日(火)
第一次予選はテープ審査により行います。テープ審査の結果は、参加者の代表者宛に7月末日までにお知らせします。第二次予選出場者には、参加受付証と詳細をお送りします。
第二次予選
10月7日(土)~9日(月・祝) 於:かやぶき音楽堂
第二次予選は、かやぶき音楽堂にて行います。
本選
11月3日(金・祝)~5日(日)このうちの2日間を予定しています。 於:かやぶき音楽堂
本選はかやぶき音楽堂にて行います。
公開コンサート
本コンクールでは、本選出場者・本選入賞者には、公開演奏をする機会が与えられます。
(本選出場者には詳細を順次お知らせします。)
★本選出場者によるコンサート
只今調整中です。
★本選入賞者によるコンサート
本選審査及び表彰式終了後にかやぶき音楽堂で行います。
審査員(順不同)
- 岡本美智子(桐朋学園大学教授)
- 梅本俊和(大阪音楽大学名誉教授)
- エルンスト・ザイラー(ピアニスト)
- 和子ザイラー(ピアニスト)
賞(表彰状および副賞)
- 第二次予選出場者には参加ディプロマ授与
- 本選出場者には表彰状ディプロマ授与
副賞(全てペアで)
優勝
- 賞金10万円
- オーストリア造幣局発行「ウィーン金貨ハーモニー」
第2位
- 商品券
- スワロフスキーオーナメント
第3位
- 商品券
- 平岡旗製造株式会社特製彫刻
※その他、ロマンス小杉、スタインウェイジャパン、聖護院八ツ橋総本店より審査員賞・参加賞 等があります。
宿泊
手配は各自でお願いします。また、京都市内に宿泊して、当日現地まで来ることもできます。(京都駅から胡麻駅まで40分~70分、胡麻駅から徒歩)
第二次予選出場者、本選出場者には、交通等詳しい情報をお知らせします。
その他の注意事項
- 第二次予選、本選とも交通費、宿泊費などは自己負担でお願いします。
- 公開コンサートにおいて、出演料は支払われません。
- 審査に参加できないときは、速やかに事務局に連絡してください。
応募方法及び参加費の納入について
必要なもの
- 参加申込書
- 第一次予選課題曲を録音したテープ
- 参加費振込み明細書(コピーでも可)
- 参加申込み受付後に、代表者宛に受付通知を、ハガキまたはメールで送付します。(お申し込み後、10日を経ても通知が届かない場合は事務局までご連絡下さい。)
参加申込書について
- 申込書は規定サイズ(B5~A4)に限ります。コピーしたものを使用しても構いません。
- ホームページからダウンロードしたもので、サイズが規定より小さい場合は規定サイズに拡大コピーして使用して下さい。
- 申込書が不鮮明な場合は、申込書のみご希望の方にお送りします。
- 郵送をご希望の場合は80円切手1枚を事務局までお送り下さい。
- メールでの添付(WORD文書)をご希望の場合はメールでお申込み下さい。
申込書の書き方についての注意
- ■名前欄
- 左欄には日本語で、右欄にはローマ字で記入して下さい。
- ■住所欄
- コンクールに関する連絡書類はすべて代表者宛に送付します。必ず配達可能な住所を書いて下さい。パートナーの方には送付しませんのでご了承下さい。
ご記入いただいた場合には、テープ審査結果などをメールにてご連絡します。 - ■職業欄
- 学生の方;学校名を、左欄には日本語で、右欄には英語で記入して下さい。
社会人の方;職業と最終学歴を、左欄には日本語で、右欄には英語で記入して下さい。 - ■音楽暦
- 今までに、かやぶき音楽堂のコンクールに参加されたことのある方は、(差支えなければ)参加暦を書いて下さい。(例:2002年度第3回かやぶきコンクール参加)
課題曲録音テープについて
- カセットテープ以外(CD、DAT、MD)でも受付けます。カセットテープ(CD、DAT、MD)のA面の頭から録音し、シールに参加部門・代表者・パートナー名を記入して、カセットテープとケースの両方に貼付して下さい(ただし、録音は必ず標準モードで録音して下さい。
- LP録音はしないで下さい)。
- カセットテープ(CD・DAT・MD)は返却しません。
参加費について
- 参加費はA・B部門共通で一組30,000円です。参加者2名のうち1名が代表者として一括し、必ず代表者の名前で下記の口座まで振込んで下さい。(振込み料は各自ご負担下さい。)
- 参加者の都合で棄権された場合、参加料は返却しません。(ただし、第一次予選不通過の場合、参加料30,000円のうち半額を返金します。)
申込書・テープ・振込明細書の送付先
〒603-8691 日本郵便株式会社 京都北郵便局私書箱24号
かやぶき音楽堂デュオコンクール事務局
参加費の振込先
京都信用金庫 北山支店 普通預金
【口座名義】 かやぶき音楽堂デュオコンクール実行委員会
【口座番号】 0579040
※申込書・振込明細書受付締切り 7月15日(土)必着(参加申込み受付後に、代表者宛に受付通知を送付します。)ただし、課題曲録音テープの受付最終締切り 7月20日(木)必着
課題曲
今回は、モーツァルト生誕250年を記念して、モーツァルトを中心とする課題曲です。
A部門:1台のピアノによる4手連弾デュオ部門
■第一次予選(テープ審査)
W・A・モーツァルト 幻想曲 ヘ短調「アダージョとアレグロ」K.594
■第二次予選
W・A・モーツァルト(下記のソナタ2曲のうち、どちらかを選んでください)
ソナタ 変ロ長調K.358 全楽章 または ソナタ ニ長調K.381 全楽章
■本選
W・A・モーツァルト(下記のソナタ2曲のうち、どちらかを選んでください)
ソナタ ヘ長調K.497 全楽章 または ソナタ ハ長調K.521 全楽章
■注意事項
- 第一次、第二次、本選とも、全ての曲はリピート無しで演奏してください。
- 第二次予選、本選とも楽譜使用可能ですが、暗譜を奨励します。
- モーツァルトの楽譜は原典版を使用してください。
- クレメンティの楽譜は古いペーター版が入手できますが、スラーなどはオリジナルではなく、演奏解釈もスタイルに合わないので参考にしないでください。
B部門:2台のピアノデュオ部門
■第一次予選(テープ審査)
クレメンティ ソナタ 変ロ長調 Op12-5から第1楽章 Allegro assai
■第二次予選
W・A・モーツァルト「ラルゲットとアレグロ」(1781年)(ベーレンライター・全音楽譜出版社ベーレンライター)
■本選
W・A・モーツァルト ソナタ ニ長調K.448全楽章
■注意事項
- 第一次、第二次、本選とも、全ての曲はリピート無しで演奏してください。
- 第二次予選、本選とも楽譜使用可能ですが、暗譜を奨励します。
- モーツァルトの楽譜は原典版を使用してください。
- クレメンティの楽譜は古いペーター版が入手できますが、スラーなどはオリジナルではなく、演奏解釈もスタイルに合わないので参考にしないでください。