2000年 第2回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクール
-京都府船井郡日吉町胡麻-

開催要項

企画・提案

エルンスト&和子 ザイラー

後援

京都府/日吉町/ オーストリア大使館/(財)日本ナショナルトラスト/関西ドイツ文化センター/日独文化研究所/水資源開発公団/日独協会

協賛

ローム株式会社/関西電力京都支店/京都銀行/西日本旅客鉄道株式会社/ルフトハンザドイツ航空/スタインウェイジャパン株式会社/オーストリア航空/オーストリア造幣局/株式会社松尾楽器商会/株式会社進々堂/小杉商事株式会社/スワロフスキー・ジャパン株式会社/ネスレ日本株式会社/北新地益田ビル/有限会社古都デザイン 他

協力

株式会社河合楽器製作所/ヤマハ株式会社大阪支店

趣旨

 第1回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールを開催してから、はや1年以上が経過しました。このコンクールはおかげさまで大きな成功を収め、参加者の方々からは、「コンクール自体を大変楽しみました」「その後、今日に至るまでピアノデュオをずっと楽しんでいます」というお声が、今でも届いています。音楽とはともに楽しむものであり、練習室やレッスンや試練の場だけで行うものではない、ということを私どもは強く確信しています。このコンクールの企画を通じて、あらゆる年齢層のピアノ演奏家が、室内楽という形式の中に喜びを見いだすことをお手伝いできたことを、そして、我が家でありコンサート会場となっているかやぶき音楽堂にとって、さらに一つ新たな目的が生まれたことを、心から嬉しく思っております。  第1回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールは、14歳以上のピアノ演奏家のために開催をいたしました。この年齢以下の生徒さんたちには、どうしてもそれぞれの先生の考え方が強く反映される傾向があり、そのため、生徒自身の音楽性や能力を評価するのは大変にむずかしいことです。

しかしながら、もちろん、若い音楽家がピアノデュオのために書かれた膨大で多彩なレパートリーをパートナーとともに弾く喜びと美しさを体験することは非常に大切であり、先生方が生徒を手助けし導いていかれることを望みます。ですから、今回の第2回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールは、若い演奏家のためにのみ開催することといたしました。先生、生徒の皆さんが、ともにこの機会を活かし、楽しんでいただけることを心から願っております。
  今回も第1次予選は、応募者から送られてきたカセットテープを聴いて審査を行いました。第2次予選は、かやぶき音楽堂にて8月25・26・27日に実施いたしました。第2次予選の合格者、つまり本選出場者には、日吉ダムの湖畔、温泉も湧き出るスプリングスひよしの大ホールにて開催される演奏会に出演する機会が与えられます。この演奏会は第1回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールでも催され、大変好評を博したものです。本選は11月3・4・5日に同じくかやぶき音楽堂にて開催し、最終日には表彰式と入賞者によるファイナルコンサートがかやぶき音楽堂にて行われます。各部門の上位3組には、賞が準備されています。
 今回も再び、著名な方々から構成される実行委員会とともにコンクールの企画運営に臨むことができますことを嬉しく、光栄に存じます。また、京都大学元総長の岡本道雄先生には、再び実行委員長の職を快くお引き受けいただくなど、委員会の皆様の御支援に対して感謝をいたしております。さらに、前回同様、在日オーストリア共和国大使館、京都府、日吉町などに加え、文化庁からも御支援をいただいています。そして株式会社ローム他、多くの企業からも御協賛をいただいています。  最後に、私どもは、皆様にできるだけ広くご案内いただき、生徒さんやお友達にこのコンクールについてお話しいただいて、応募されるよう呼びかけていただけることを希望しています。そして、皆様と生徒さんの双方が課題曲を楽しんでいただき、かやぶき音楽堂で演奏し、いずれかの賞をお持ち帰りいただくことができますことを願っております。できるだけ多くの方に知らせていただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

2000年8月
第2回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクール
企画提案者 エルンスト&和子 ザイラー 実行委員会及び事務局一同

第2回かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクールは終了いたしました。
デュオコンクール